2021年上半期によく聴いていた曲
2021年上半期が終わる頃、「よく聴いていた曲をまとめておこう」と思い立って6月末にざっと記事の下書きをした。
なのに、その後他のことに追われて全然手がつけられず。泣
もう8月になってしまったけれど、せっかく書いたものなので公開。
それでは、はじまりはじまり~。
目次
2021年上半期によく聴いていた曲7選
「きらり」藤井風
今年に入って本格的にハマり始めたのが藤井風。
最初に「きらり」を聴いたのはCMだったけれど、キャッチーなメロディーに一瞬で耳を奪われた。
歌詞も「さらり」「ここに」「夢みたい」と韻の踏み方が心地よい。言葉遊びが秀逸だなあ〜と思う。
ジャズっぽいコードが散りばめられていて、とにかくお洒落に感じる曲。
「愛を知るまでは」あいみょん
あいみょんの楽曲は、なんでいつもこんなにすっと心に入ってくるんだろう。
耳馴染みのいいメロディーラインは毎度のことだけれど、この曲はなんといっても歌詞に胸を打たれた。
何かのインタビューで、この曲は2017年に作ったと語っているのを読んだ。つまり、「マリーゴールド」がリリースされる前。
それを踏まえてきくと、曲を作った当時のあいみょんの悔しさとか、歯がゆさが伝わってくる。
昔のあいみょんだからこそ作れた曲だと思うし、今のあいみょんだからこそリリースできたんだろうなと思った曲。
あと個人的に、MVでカラフルな紙テープにからまるあいみょんが好き。かわいい。笑
「キャロラインの花束を」the quiet room
偶然にもソロアーティストが続いてしまったので、ここからバンドに突入。
3月に配信リリースされた、the quiet roomの「キャロラインの花束を」。
クワルーは1月にリリースされた「You e.p.」も良かったのだけれど、個人的に好きなのはこっち。
キャッチーなメロディーと多幸感にあふれた歌詞。
気になるタイトルは、実際の話からとられているのだそう。
交通事故で亡くなった「キャロライン」という人のお墓に絶えずに花が添えられているという、聞く人にとっては不気味に思えてしまう話。
それを、こんなピュアなラブソングに消化してしまうのだから驚いた。
クワルーは幸せな曲が似合うなあ〜と心から思う。
▼関連記事
【ライブレポート】the quiet room「[You e.p.] Release Tour 2021 」2021.5.22 TSUTAYA O-EAST
「Unrverse」Official髭男dism
まず、出だしの鍵盤からかっこいい。
「Universe」=宇宙の曲名通り、全体を通してどこか近未来的な要素が感じられる。
おそらく、かなり音数が多いんじゃないかなと思う。
聞けば聞くほど、色んな音が聞こえてくる宝箱みたいな曲。
あと、毎度の事ながら音と歌詞の当てはめ方が秀逸。
「嬉しい悲しいどっち〜」なんて、絶対無意識に口ずさんじゃうもん。ずるいよなあ。笑
▼関連記事
【ディスクレビュー】アルバム「Editorial」に見るOfficial髭男dismの挑戦
「Shake&Shake」sumika
曲によって全然違うカラーを見せてくれるsumikaだけど、この曲は世間がイメージするsumikaだろうなと思う。
ポップで、多幸感に満ちていて。サビなんて、1回聞けば次に絶対歌える。
そうなると、今ライブで声が出せないのが苦しく思う。
昨年の「絶叫セレナーデ」といい、なんで今シンガロング系の歌ばっか出してくるんだ。
とか怒りをぶつけても仕方ないので。笑
とにかく、ひたすらライブで聞くのが楽しみな曲。
もちろん、世界がコロナに打ち勝って、ライブ会場にめいいっぱいの歓声が響く頃に。
「彼方」Omoinotake
今年から本格的にハマり始めたアーティスト2。
そもそも筆者は髭男が好きなので、ハマるのは時間の問題かなと思っていたけれど。
(髭男とオモタケはどちらも山陰出身。メンバー同士がバンドを組んでたこともあるそう)
流れるようなキーボードの音が心地よい。
この曲を色で表すなら「虹色」だなあと思う。
それぐらい、キラキラとした色んな音が詰まっている。
そんな煌びやかなサウンドにのっかるボーカル・藤井レオの伸びやかな歌声が気持ちいい。
初めてラジオで聞いた時に、一瞬で心を掴まれた曲。
「アダムとイヴ」go!go!vanillas
今年に入って、バニラズはぐっと変わったと思う。もちろん良い意味で。
ある音楽雑誌のインタビューで、ボーカルの牧が「最近はライブがない分周りのバンドの影響を受けることがないから、自分の好きなことをより見つめられるようになった」という類のことを言っていた。
バニラズは確実に、コロナ禍をプラスに変えたのだと思う。
思えば、バニラズはいつだって困難を乗り越えて歩み続けてきたバンドだ。
「アダムとイヴ」は音に深みのある楽曲だし、牧の歌声の魅力を存分に引き出した楽曲だと思う。
この曲を収録したアルバム「PANDORA」も名盤なので、ぜひ多くの人に聴いてもらいたい。
▼関連記事
【ディスクレビュー】「青いの。」go!go!vanillas
終わりに
というわけで、2021年上半期によく聴いていた曲は以上。
他にもあるけれど、書き出していたらキリがないので厳選7曲で。
2021年上半期、皆さんはどんな曲を聴いていましたか?